現場にGO

『電動カンキット』でタニ部&側面換気を省力化

お名前 : 西尾 盛登様
ハウスの間口 : 8m
ハウスの奥行き : 24m
ハウスの棟数 : 4連棟
骨材 : 丸パイプ φ19
被覆材 : POフィルム 0.15mm
栽培作物 : 水菜、春菊

現場で使用している製品

電動カンキット駆動機

電動カンキット駆動機

自動式フィルム巻上げ換気装置です。
『サイド用パーツセット』『タニ用パーツセット』『カーテン用パーツセット』との組み合わせで、それぞれの部分でフィルムの自動巻上げができます。『電動カンキット制御盤』や『電動カンキットタイマー盤』を使用することで温度や時間での制御、また『電動カンキットトランス盤2台用・6台用』を使用することで駆動機を最大24台まで制御することができます。

現場写真ご紹介

『電動カンキット』タニ部仕様の駆動機です。4連棟3谷に6台使用しています。他の側面用も2台取り付けています。

雨センサーです。急な雨にも対応し、作物を守ります。

『トランス盤6台用』(左)と『電動カンキットの制御盤』(右)です。制御盤本体で駆動機は2台まで制御する事ができますが、『トランス盤6台用』を使用する事により合計8台まで制御する事が可能になります。

現場のポイント

現場は4連棟のハウスでタニ部に6台、側面に2台の駆動機を取り付けています。制御盤単体で動かせる駆動機は2台までなので、トランス盤の6台用を接続し、駆動機を増設しました。自動で温度管理ができるため、作物にとってより細やかな調整が可能となります。また、制御盤はハウスから離れており、付属品のリモコンも重宝されているそうです。

施主様より導入のきっかけを伺いました

以前は手動の『カンキット』を利用していましたが、台数も多く巻上げ下げ作業が大変だったため、『電動カンキット』を導入しました。

施主様より導入後の感想を伺いました

巻上げ作業の手間が省けたことに加え、自動で温度管理をする事ができる事や、降雨の際は雨センサーが感知し、自動的に閉まってくれるため離れていても安心です。





・作物のこだわりについて教えてください。
 施主様:水菜、春菊を無農薬で栽培しています。少量ですが、安全・安心のより良い作物を提供させていただいております。

・困っていること、その対策について教えてください。
 施主様:現場は丘の上にあり、たまに強風が吹く事があります。以前建てたハウスが強風により倒壊してしまったため、現在のハウスは筋交いパイプを入れて強度アップしています。

・導入してみたい東都興業の製品はありますか?
 施主様:『電動カンキット』をタニ部で使用した際、アーチ部分と巻上げパイプが当たりフィルムが擦れてしまいました。東都さんから『スライレール』を薦められましたので検討してみたいと思います。

ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。

『カラーダブルペット』『特注テイペットドアプラス』など特徴的な部材がいっぱい!

お名前 : 光安様
ハウスの間口 : 6m
ハウスの奥行き : 50m×4棟、40m×4棟、38m×6棟
骨材 : 丸パイプ φ32
被覆材 : POフィルム 0.13mm
栽培作物 : 水菜

現場で使用している製品

ダブルペット®

ダブルペット®

ハウスにフィルムを止めるための部材です。通常は1列ですが、『ダブルペット』は止める箇所が2列あるので、屋根面と側面のフィルムや防虫ネットの張り分けを可能にする製品です。
テイペットドアプラス

テイペットドアプラス

ドア枠の内部に縦桟をプラスしたドアです。ドア枠を十字で支えることによって強度があがります。また戸車もW滑車となっており、錆にも強くスムーズに開閉ができます。

現場写真ご紹介

ハウスサイド部は『カラーダブルペット』を使用し、屋根面フィルムとサイド面フィルムの張り分けを行っています。

サイドの巻上げは二段巻上げで、防虫ネットとサイドのフィルムを巻き上げています。

出入り口のドアは、すべて『特注テイペットドアプラス』仕様となっており、強風対策(台風対策)をしています。『テイペットドアプラス』枠より横桟が1本多いタイプです。

現場のポイント

こちらの現場では、『ダブルペット』を肩部に使用しています。
『ダブルペット』は屋根面のフィルムとサイド面のフィルムを張り分けることができるため、屋根面のフィルムを張りっぱなしにしておきながら、サイド面のフィルムを交換することができます。
また他にも屋根面・側面のフィルムと防虫ネットを別張りすることができるなど、使い方に合わせてフィルムを展張することができる製品です。

施主様より導入後の感想を伺いました

昨年の12月に建てたばかりの新設ハウスで、水菜を栽培しています。この圃場には14棟の単棟ハウスがあり、それぞれのハウスごとに種をまく時期をずらし、年6~7回転を目標に日々ハウス内の環境管理を行っています。ハウス内に灌水設備を入れているため、『ダブルペット』はカラー材を導入し、サイドの巻上げは防虫ネットとフィルム巻上げを『カンキット』2台にて行っています。

お話を伺って~弊社営業担当より

こちらの圃場のある久留米市北野地区は単棟ハウスの多い地区で、葉物を栽培されている方が多い地区です。この地区のハウスには側面に『カラーダブルペット』、妻面ドアには『特注テイペットドアプラス』、サイド巻上げには『カンキット』が多く基本仕様となっています。