現場にGO

トマトハウスに『トビテン』連続式

お名前 : 南アルプス菜園株式会社
      内藤様
ハウスの間口 : 6.3m
ハウスの奥行き : 50m
ハウスの棟数 : 単棟
骨材 : 丸パイプ φ22、φ48.6補強
被覆材 : POフィルム 0.15mm
栽培作物 : トマト(中玉)

現場で使用している製品

トビテン

トビテン

ハウスの屋根面に取り付け、天窓が垂直に開閉する換気装置です。
天窓が垂直に開くことで、天井部分に停滞した熱気を効果的に排出することが可能です。天窓枠は繋げることも可能であり、ハウスの状況によって施工することができ、新設・既設を問わずどのようなハウスにも取り付けることができます。

現場写真ご紹介

ハウスの補強として、φ48.6のパイプが天井部分、梁に通してあり、その上に『トビテン』の連続式が取り付けられています。

8月下旬に現場を訪れましたが、暑さもあり全開の状態です。トマトの苗もだいぶ育っていて、『トビテン』連続式が大活躍しています。

トマトを栽培するため、天井部分へもネットを展張、病気や薬剤の散布回数を減らしています。因みにネットは外に出して、『スプリング』で固定しています。

現場のポイント

甲府盆地南アルプスの麓に開けた場所にあり、夏場の暑さ対策やハウス内の熱気に大変気を使っています。そのため、アーチ部分は一本曲げの果樹ハウスと同じ棟高の高いハウスとなっています。現場はごく一般的な圃場で同じ様なトマトのハウスが数棟建っています。屋根型硬質フィルムのハウスも一部建てますが、費用対効果もあってパイプハウスでの設置となりました。

施主様より導入のきっかけを伺いました

当初、天井部分の熱気を逃がす手段として、『スカイペット』や『レンテンソー』を検討していましたが、強度面や換気効率から、『トビテン』の連続式が良と考え今回の導入となりました。

施主様より導入後の感想を伺いました

暑さ対策として『トビテン』連続式が大変有効です。今後ハウスの増設等も考えていて、トマトの生育に良ければ更に導入していきたいです。





・ハウスのこだわりについて教えてください。
 施主様:強度、暑さ対策と果樹ハウスを応用した珍しいハウスです。特に熱気を逃がす目的で肩部から上部に大きな空間を作り、天井から熱気を抜く構造になっています。そのため野菜ハウスとしては県内でも珍しいハウスとなっています。

・困っていること、その対策について教えてください。
 施主様:夏場の暑さ対策に困っていましたが、今回トビテン連続式の導入でだいぶ解消することができました。

・農業を始めたときに苦労したこと、大変だったことはありますか?
 施主様:新規事業でトマトを作り始めましたが、本業はガソリンスタンドを経営しています。7年位前から栽培を始めたのですが、当初は上手く作れて販売できるのかどうなのか、不安で一杯でした。そんなおりに契約販売先が決まり、その後漸く軌道に乗ることができました。今では専業社員(農家)を一人雇う迄になっていて、今後更なる規模拡大を視野に入れています。

ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。

『TSエアサイド』&『電動カンキット』!

お名前 : オーガニックライフ八ヶ岳株式会社 大塚広夫様
ハウスの間口 : 8.0m
ハウスの奥行き : 16.0m
ハウスの棟数 : 2連棟×2棟
骨材 : 主骨□100×50丸型
被服材 : POフィルム 0.15mm
栽培作物 : イチゴ

現場で使用している製品

TSエアユニット

TSエアユニット

サイドのフィルムを二重にして、『TSエアファン』で空気を送ることによって、空気の層ができて保温効果を高めます。最大の特長は、フィルムが膨らんだ状態でも綺麗にフィルムを巻き上げ、巻き下げすることができます。必要部材をそろえたものが『TSサイドエアユニット』です。
電動カンキット駆動機

電動カンキット駆動機

換気で最もポピュラーな方法は側面換気です。
開閉作業を省力化(温度管理で自動開閉)ができる製品です。

現場写真ご紹介

『電動カンキット制御盤』は温度制御の他、自動、手動運転の切り替えと、多彩な機能を備えています。リモコンスイッチは業界初、駆動機のリミット調節もラクラクです。

『電動カンキット』でサイド面のフィルムを巻き上げた状態です。『電動カンキット』は巻き上げや、巻き下げを自動運転で行える為、労力が大幅に軽減出来、大変便利です。

『TSエアファン』は小さなファン一台で幅6m×奥行50m迄膨らます事が可能です。エアー層を作る事で、ハウス内の保温効果を高めます。

現場のポイント

こちらの現場では、特に冬場のハウス内の温度管理を省力的に行いたいため『TSサイドエアユニット』を使用しているところがポイントです。『TSサイドエアユニット』はサイド面のフィルムを二重展張し、フィルムの間に空気を送り空気膜を作ることで、ハウス内の断熱効果を高めます。また、空気膜の状態でもサイド面のフィルムを巻上げすることが可能です。そのため換気が必要になった際はすぐに巻上げ換気することができるところもお奨めです。

施主様より導入後の感想を伺いました

『電動カンキット』で換気作業が楽になるね。また、燃料の節油に『TSサイドエアユニット』が期待大ですね。

お話を伺って~弊社営業担当より

労力の軽減・省力化を求めて『電動カンキット』を、又、燃油削減を求めて『TSエアサイドユニット』を導入頂きました。現場は八ヶ岳の麓で、冬場の降雪や冷え込みと、作物の生育環境には大変厳しい所です。燃油の削減や保温に『TSサイドエアユニット』は最適です。