現場にGO

間口6mに『ビックツマソーⅡ』と高さ2mのドアで換気抜群!

お名前 : 陣内 大樹様
ハウスの間口 : 6m
ハウスの奥行き : 42.5m
ハウスの棟数 : 単棟
骨材 : 丸パイプ φ25.4
被覆材 : POフィルム 0.1mm
栽培作物 : アスパラガス

現場で使用している製品

ビックツマソーⅡ

ビックツマソーⅡ

ハウスの妻面に取り付ける妻面換気装置です。
開口部が大きいため、大型ハウスでも換気効率抜群です。また、開閉については『ニュータニカンキット102』を使用しているため、開閉角度が自由に調節できます。

現場写真ご紹介

換気に気を付けているため、間口6mのハウスに『ビックツマソーⅡ』と、『テイペットドアプラス10×20』の両開きを導入されています。

間口6mに高さ2mのドアを取り付け、さらに『ビックツマソーⅡ』を設置しています。上の胴縁(妻柱とドア上レールの隙間防止材)を加工し、『ビックツマソーⅡ』を導入することで、換気効率アップに努められています。

ハウスの肩部には『タニカンキット104』、側面には『カンキット104』を使用し、換気されています。台風が接近してきた場合には、『タニカンキット』を使用しフルオープンにしています。

現場のポイント

間口6mに高さ2mのドアを取り付け、その上に『ビックツマソーⅡ』を取り付けようとした際に、ドア上の胴縁に干渉してしまったため、胴縁に加工を行いそれぞれ取り付けが行われています。ドアの高さを1.8mにして、胴縁の加工をしない方法もありますが、換気効率を考えドアの高さを2mにされている点がポイントです。

施主様より導入のきっかけを伺いました

とにかく換気に気を使っており、妻面換気、肩部換気、サイド換気を行いたかったため導入しました。

施主様より導入後の感想を伺いました

換気効率は抜群です。特に春芽の時は、肩部・サイド換気はせずに、『ビックツマソーⅡ』のみで換気を行うとハウス内が目指している温度くらいになるので、活用しています。





・ハウスのこだわりについて教えてください。
 施主様:換気と台風対策をしており、換気については東都興業製品で、また台風対策については、妻面からのアーチパイプの間隔を通常50cmスパンにしているところ、妻面から1.5mまでは25cmスパンにて補強している点です。

・困っていること、その対策について教えてください。
 施主様:自然災害に関しては、やはり台風に関してが一番対策を施していて、アーチパイプの本数を増やしたり、フルオープンにしたりと対策しています。

ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。

『TSツインエアファン』でA重油使用量大幅削減

お名前 : 山崎様
ハウスの間口 : 5.4m
ハウスの奥行き : 42m×棟、38m、28m、20m
ハウスの棟数 : 6連棟
骨材 : 丸パイプ φ25
被覆材 : POフィルム 0.1mm
栽培作物 : みかん

現場で使用している製品

TSツインエアファン

TSツインエアファン

フィルムに直付けできる送風機です。カーテン部に二重に展張したフィルムに空気を送り、空気膜を作ることで保温・断熱効果が高まります。

現場写真ご紹介

『TSツインエアファン』を内張り妻面側に取り付けている写真。このファン2台で奥行き50mくらいであれば、約20分程で空気膜が形成されます。

内張りフィルムが膨らんでいる様子です。内張りの上フィルムはPO 0.05mmで下のフィルムはPO 0.075mmを使用されています。

内張りフィルムの膨らみを調整するスイッチです。このスイッチがあることで、フィルム内の空気層をある程度保つことができます。

現場のポイント

こちらの現場では、『TSツインエアファン』を使用してカーテンに空気膜を作っているところがポイントです。フィルムを二重にして空気膜を作ることで、断熱効果を高め、重油の節約に繋がっています。
『TSツインエアファン』には、付属で膨らみ防止スイッチが付いており、空気の膨らみ幅を任意で設定することができるところも特長です。

施主様より導入後の感想を伺いました

昨今、原油価格が高騰している中で、様々な省エネ資材があるが、安い資材費で省エネ効果が高い商品といえば『TSツインエアファン』が1番だと思います。上記ハウス約1反で『TSツインエアファン』導入前は、11月~4月のA重油使用量が24klであったが、導入後は使用量が18klまで削減できている。資材費も1年~2年でペイできるので、非常に助かっています。(A重油が約90円とすれば、6kl削減=540,000円分のA重油削減)※平成25年8月時点でのデータです。

お話を伺って~弊社営業担当より

現場のハウスは奥行きの長さが不揃いであるが『TSツインエアファン』であれば、内張り1屋根ごとの制御(膨らみ調整)が可能な為、多くの方が採用されています。平成23年度・24年度の佐賀県の省エネ事業にも採用されています。