特集

『電動カンキットスイッチボックス』による半自動制御について

『電動カンキットトランス盤6台用』について

電動カンキットを使用する上で、"トランス盤"は『電動カンキット駆動機』を操作するために必要不可欠な製品です。『電動カンキットトランス盤6台用』を1台取り付けることにより、駆動機を6台動かすことができます。ご使用いただく駆動機の台数に応じて"トランス盤"を取り付けます。

『電動カンキットスイッチボックス』について

電動カンキットのオプション品のひとつです。スイッチは「巻上げ」「停止」「巻下げ」のみとなっており、非常にシンプルなつくりです。

『電動カンキットスイッチボックス』との組み合わせで半自動制御を実現

スイッチボックスとトランス盤6台用を組み合わせることにより、スイッチ操作による巻上げ巻下げのみの制御、「半自動制御」を行うことができます。

小スペースに取り付け可能

配線、取り付けはいたってシンプルです。
トランス盤6台用にスイッチボックスの端子を接続するだけで、フィルムの巻上げ、巻下げができます。

制御盤Ⅱを取り付ける必要がないため、小スペースで電動カンキットを取り付けたいハウスや、比較的小さいハウスにも取り付けていただけます。

取り付け現場例

ハウスを断熱・保温するために、ハウス内側に側面の半自動制御を行っています。

「朝来たら開け、作業が終わると閉める」という用途で使用しているため、制御盤Ⅱによる温度制御ではなく、半自動制御を行っています。

※全開時(サイド巻上げ)
スイッチを「巻き上げ」方向に切り替えると、駆動機(赤点線)がフィルムを巻下げます。

※全閉時(サイド巻下げ)
スイッチを「巻き下げ」方向に切り替えると、駆動機(赤点線)がフィルムを巻下げます。

半自動制御と全自動制御の違い(サイド換気、駆動機6台制御の場合)

『電動カンキット駆動機』はトランス盤に接続することで可動します。

※トランス盤は6台用と2台用の2種類です。

『電動カンキットスイッチボックス』
自動運転、リモコン操作などの機能は一切なく、スイッチによる巻上げ、巻下げ操作のみとなっております。全自動制御と比べ安価で抑えることができます。

『電動カンキット制御盤Ⅱ』
全自動制御の場合は、2系統の自動(5段階温度制御+開度設定)、リモコン、手動運転を行うことができます。