組立カンタン!テイペットドアEX作ってみた!
ドアの組立が意外と簡単!?
「ドアは部材点数が多くて複雑だから、自分で施工できない…」と思っていませんか?EXドアシリーズの組立は、専用工具が不要なため、誰でも簡単に組立てることができます。そんなEXドアシリーズの中でも今回は、経年による上レールの垂れが軽減できる三分割レール仕様のテイペットドアEXを使って、施工手順をご紹介します。 |
ドアの組立手順
テイペットドアEXの組立は、下記の手順で行っていきます。
テイペットドアEXの組立に必要な工具と組み立てるドア部材を用意します。
ご準備いただく工具
組立前のドア部材
ドア部材の中から、ドア桟とボルトを取り出して、組み立てやすいように仮置きしてから仮止めします。 |
ドア枠の組立は、必ず仮止めしてから行ってください。仮止めすることで、穴位置のズレがなく組み立てることが出来ます。 |
本締めはドア枠が歪まない様に、下記の順番で行います。 |
ドア枠が完成したら、ドアフィルムを展張していきます。一人でフィルム展張を行う際は、隅を仮止めすると作業がスムーズに行えます。
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展張時フィルムを溝に押し込みながら行うと、スムーズに作業が行えます。 |
外枠全てにスプリングで展張したら、中桟にも展張していきます。 中桟のフィルムにはテンションがかかっているため、指の腹でゆっくり押しながらスプリングでとめていきます。ピンホールが起きないように注意してください。 |
フィルム展張完成! |
ドアレールは、下レール→上レールの順番で取り付けていきます。
妻柱のアーチパイプで水糸を張り、水糸に合わせて下レールを取り付けていきます。 |
水平器を使ってレールが、水平になるよう調整して本締めします。 |
ドアレールが二分割・三分割の場合、上レールを妻柱に取り付ける前に、地面が平らなところで組み立てておきます。 |
上レールの取付は、4つの工程で簡単に行えます。 1.下レールにビニペットを入れる お手持ちのビニペットを溝が下を向くようにしておきます。 |
2.ビニペットの上にドア枠を乗せる
ドア枠を吊った時に、下レールと枠底辺の間にすき間を作るためかさ上げします。
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3.ドア枠上部の横桟から6㎝上に印をつける
印をつけることで、上レールの取付位置がわかりやすくなり、スムーズに取り付けることができます。
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4.取付金具の上辺を先程付けた印に合わせて仮止めする
他の妻柱にも順に金具で取り付けていきます。上レールは重いので、高所の作業に気を付けて行ってください。 |
仮止めが終わったら、上レールが水平になるよう調整しながら本締めして完了です。 |
上レール取付後下レールからビニペットを抜き取ってください。後ほど戸車を取り付けたときに、ビニペット分スペースが空くようになります。 |
上レールに戸車プレートを通して、ドア枠をシールの所で吊ります。 |
戸車プレートは、片開きの場合は2つ、両開きの場合は4つ取り付けます。 |
両開きのドアを施工する場合は、全閉時にドア枠が間口の中心で止まる様に、ドアストッパーを取り付けます。 |
最後ドア枠に取手を付けてドアの施工は完了です。 |
さいごに
自分で組み立てることで施工費削減につながるほか、災害時の早期復旧にも役立ちます。ドアの導入を検討されている方は、是非チャレンジしてみてください。
施工のコツにつきましては、こちらの動画でもご紹介しています。
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