現場にGO

『レンテンソー』、『電動カンキット』、『ビックツマソーⅡ』でハウス環境を快適に!!

ハウスの間口 : 7.2m
ハウスの奥行き : 60m
ハウスの棟数 : 単棟×3棟
骨材 : 丸パイプ φ42
被覆材 : POフィルム 0.15mm
栽培作物 : トマト

現場で使用している製品

レンテンソー

レンテンソー

ハウスの屋根面に取り付ける換気装置です。
天窓枠の数や、枠同士の間隔をハウスの状況によって自由に施工することが可能です。(※ハウスの奥行き50m、もしくは1列10枚まで)
また開閉機に『ニュータニカンキット104』を使用しており、天窓枠を一括開閉することができます。
電動カンキット

電動カンキット

自動式フィルム巻上げ換気装置です。
『サイド用パーツセット』『タニ用パーツセット』『カーテン用パーツセット』との組み合わせで、それぞれの部分でフィルムの自動巻上げができます。『電動カンキット制御盤Ⅱ』や『電動カンキットタイマー盤』を使用することで温度や時間での制御、また『電動カンキットトランス盤2台用・6台用』を使用することで駆動機を最大24台まで制御することができます。
ビックツマソーⅡ

ビックツマソーⅡ

ハウスのツマ面に取り付けるツマ面換気装置です。
開口部が大きいため、大型ハウスでも換気効率抜群です。また、開閉については『ニュータニカンキット102』を使用しているため、開閉角度が自由に調節できます。

現場写真ご紹介

『レンテンソー』を使用して、1棟に8枚の天窓を取り付けています。『ニュータニカンキット104』を開閉機として使っているため、軽い力でスムーズに一括開閉することができ、とても作業がしやすいとのことでした。

『電動カンキット』は『電動カンキット制御盤Ⅱ』と『電動カンキットトランス盤Ⅱ』を使用して、自動制御を行っています。
急激な気温上昇時も自動で制御されるため、安心とのことです。

『ビックツマソーⅡ』をツマ面に取り付けています。開口部が広く効率的に換気が出来るため、生産効率が上がるとのことでした。

現場のポイント

今回パイプ径Φ42.7mmのパイプを使用した、耐雪・高軒高のハウスを新設されました。
作業環境を良くするために、『ビックツマソーⅡ』、『レンテンソー』、『電動カンキット』を取り付けています。中でも『電動カンキット』は、夏場のハウス内の急激な温度上昇に対応できるということで、大変喜ばれていました。

施主様より導入のきっかけを伺いました

予算内で天窓換気を行いたいという思いがあり、『レンテンソー』は価格と品質に優れる製品だと確信したため取り付けることにしました。

施主様より導入後の感想を伺いました

換気効率も良く、おおむね満足しています。今後、『電動カンキット』の様に自動で開閉できるとますます快適な環境になると思います。
※営業担当から一言:貴重なご意見ありがとうございます。レンテンソーの自動化ができるよう、弊社で今後検討していきたいと思います。



・ハウスのこだわりについて教えてください。
 施主様:この地区は「蔵王颪(ざおうおろし)」と呼ばれる強風が吹く地帯ですので、ハウスを頑丈にしています。

・困っていること、その対策について教えてください。
 施主様:おおむね満足している『レンテンソー』ですが、雨水の排水ホースをハウス外に出す方法があるといいと思います。今は、裾張りのフィルムに穴を開けてホースを設置しています。稲作もしており、ハウスから離れることも多いので、今後増設の際には『スカイペット』の自動制御も検討したいと思います。

・農業を始めたときに苦労したこと、大変だったことはありますか?
 施主様:家の家業を継ぐために、サラリーマンから農家に転身することになりました。一年生ですので、まずはおいしい野菜(トマト)を作ることに全力を注ぎたいと思います。直売所も作りましたので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。

エアーハウスならぬペアハウスで断熱効果UP!

お名前 : 今野 茂様
ハウスの間口 : 9m
ハウスの奥行き : 102m
ハウスの棟数 : 4連棟
骨材 : 鉄骨
被覆材 : フッ素フィルム
栽培作物 : 大葉(青ちりめん)

現場で使用している製品

アルミ押えPⅡ

アルミ押えPⅡ

2重被覆用のフィルム押さえ材です。
ペアハウスにすることでフィルムの間に空気層ができるため、保温・断熱効果があります。下材は『ピットハル』シリーズ『ビニペット』シリーズどちらでも使用可能であり、新設ハウスはもちろん、既設ハウスのリフォームやフィルム張り替えの際も簡単にフィルムを2重にすることができます。

現場写真ご紹介

フィルムを複層にすることでハウスの断熱性能を向上させ、暖房費を大幅に削減させることが期待できます。

フィルムを2枚重ねてもフッ素フィルムの透明度を損ねず、メンテナンスフリーで長期間明るいハウス内環境を維持することが可能です。

1枚目のフィルムと2枚目のフィルムの中間に上写真の『アルミ押さえPⅡ』を入れます。伸びの少ないフッ素フィルムにより空気を送り込まなくてもフィルムとフィルムの間に一定(1cm以上)のクリアランスを設けることでき、効果的な断熱層を作ることが可能となります。

現場のポイント

屋根面・妻面がフッ素フィルムの複層ハウスとなっております。高い断熱性能と光線透過率、そして長寿命なためガラスハウスよりも現在では主流となっています。近年宮城県内で建設された鉄骨ハウスの多くに採用されており、燃油高騰の昨今、ランニングコスト削減の一役を担っております。鉄骨ハウス向けのペアハウス部材『アルミ押さえPⅡ』(上面:アルミ押さえ仕様)や『アルミ押さえP』(上面:スプリング止め仕様)、パイプハウス向けのエアーハウス部材『TSエアファン』などの製品を取りそろえております。

施主様より導入のきっかけを伺いました

ハウスを新築するにあたり、日頃付き合いのある販売店からペアハウスを薦められたのがきっかけです。栽培には冬場でも17℃位に暖房機を設定したいですが、近年の燃油高騰により燃油代が経費を圧迫するため、今回断熱効果を期待して導入しました。

施主様より導入後の感想を伺いました

現在建設中で今冬に初栽培となりますが、燃油使用量や作物の収量がどの様に変化するかに期待が高まります。





・ハウスのこだわりについて教えてください。
 施主様:ハウスのこだわりはフッ素のペア(複層)ハウス&内張りカーテンの3層仕様にし、断熱性能を高めている点です。

・困っていること、その対策について教えてください。
 施主様:近年の燃油高止まりによる燃油代が最近の悩みです。今回新築ハウスを「フッ素のペア(複層)ハウス&内張りカーテンの3層仕様」にしたため、効果が期待値を上回れば他のハウスもペアハウスに切り替えることを検討しています。

・「大葉」のおすすめな食べ方を教えてください。
 施主様:おすすめな食べ方は郷土料理となっている「しそ巻き」です。大葉は県内はもとより他県へも出荷しています。

ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。

『電動カンキット(タニ仕様)』&『ツユトール』で自動谷換気!

お名前 : 佐藤様
ハウスの間口 : 5.4m
ハウスの奥行き : 33m
ハウスの棟数 : 2連棟
骨材 : 丸パイプφ25
被覆材 : POフィルム0.15mm
栽培作物 : キュウリ

現場で使用している製品

電動カンキット駆動機

電動カンキット駆動機

換気で最もポピュラーな方法は側面換気です。
開閉作業を省力化(温度管理で自動開閉)ができる製品です。
ツユトール®

ツユトール®

ハウスの裏面にたまった結露水を集める製品です。
結露水の集まりやすいハウスの肩部や谷部にフィルム止めをすると『ツユトール』をつたってハウス外に排出されます。

現場写真ご紹介

『電動カンキット』による自動制御により面倒な温度管理を自動でコントロール。特に気温差の激しい春・秋期や慎重な管理の必要な育苗期には大変重宝します。

連棟中間部の溜まった熱気を谷部のフィルムを巻き上げることで一気にクールダウンします。

新型『電動カンキット タニ用パーツセット-タニ自在金具(φ19用)』により、以前に比べて施工も楽になりました。

現場のポイント

こちらの現場では、温度の管理に苦労されていました。
『電動カンキット』は『トランス盤(オプション)』を使用することで、最大26台まで制御できるため、こちらの現場のように、連棟で開閉の箇所が多い時にとても便利です。また、スイッチ操作やリモコン操作もでき、連棟の谷換気では『雨センサー(オプション)』を使うと、急な雨にも素早く対応します。

施主様より導入後の感想を伺いました

ハウスを複数棟所有しているため温度管理に心配していました。自動換気を導入したことにより、作業に集中することができます。

お話を伺って~弊社営業担当より

連棟ハウスではどうしても中間部が熱気・湿気がこもりがちになってしまうため、如何に対処するかがハウス内環境を適度に保つためのコツだと思います。『電動カンキット』に『ツユトール』を併用することによってカーテン及び作物への結露水のボタ落ちも防ぐことが出来ます。『雨センサー』も取り付けているため、不意の雨でも畝崩れの心配もないです。